WWS 周華健
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Wakin's Furusato


初めて訪れた香港の感想
写真と文:A. 栗田

Peak Tram 数年前に中国の音楽と映画にハマッてから、私たちの中ですべての中国的なものに対する興味が広がり始めました。香港が周華健の生まれた所であり、私たちがファンになっている他のアーチストたちの故郷でもあることは知っていました。そこで私たちは良い機会があれば香港に行こうと決めていたところ、そのチャンスがめぐってきたのです。2002年4月の華健のチャリティー・コンサートという形で。


View from the Peak-1私たちは、1888年から運行しているという歴史ある路面電車に乗って、ビクトリア・ピーク(址旗山)の頂上に行きました。海抜396メートルという、香港で一番高い所で、眼下に高層ビルがひしめき合う景色が一望できます。密集した街並みは、特にこの頂上から見るととてもユニークです。確かに東京にもこのように密集した一画はありますが、全体としては比較になりません。地元の人によると、香港では一度も地震が起きたことがないそうで、東京で地震に遭った経験から言わせてもらえば、そのような完璧な幸運が永遠に続けばいいなと......香港で地震が起きたらどんな風になるか、想像できる?街全体がグシャッとつぶれて、あっという間に塵埃と化すのよ!


Hilltop consulateビクトリア・ピークの頂上には日本を含め外国の領事館がいくつかあって、左の写真の建物もそのひとつだそうです。私の想像では、ここはジャッキー・チェンが子供の頃に両親が働いていたフランス領事館ではないかと..... 後で何かで読んだところでは、香港の土地の約40%が自然保護区で、23ある国立公園にはいろいろな遊歩道が完備されているらしい。ビクトリア・ピークの頂上は観光施設も充実していて、ピーク・タワーや、マダム・タッソーの蝋人形館があるピーク・ギャレリア、ハードロック・カフェなんかがあります。頂上に着くのが早過ぎてそういう所をチェックできなかったのは、運が良かったのか悪かったのか。まあ、朝の冷気と緑の新鮮な香りと霧に煙るビクトリア港の景観は満喫したけど......

View from the Peak-2

香港には高層住宅がたくさんあって、建築中のものもたくさん見ました。古い啓徳空港の残りを取り除いたら、その跡地にもさらに多くの高層住宅が建てられるそうです。そういう建物をたくさん建てるのはただただ見事としか言い様がないけど、既にたくさん建っているのに高層住宅の需要が見た目に高いのは驚きです。一軒一軒に毎日郵便を配達するのは、さぞかし大変でしょうね!


View toward Causeway Bay右の写真で奥の方に見えるのはコーズウェイ・ベイ(銅鑼湾)地区です。私は結構印象的なスカイラインだと思うんだけど。もちろん、街を観光して回る時は、空港を出た時から至る所で注意されていたので、スリには十分に気を付けていました。日本人観光客が犯罪者のいいカモだっていうのは世界の常識だけど、実体験からにせよそうでないにせよ、今はこの悪い評判をみんなよく知っているから、ほとんどの日本人旅行者は結構用心深くなっています。日本ではセキュリティそのものが1つの産業になって高収益を上げています ─ 日本でデザインされたマネー・ベルトは本当にお勧め! でも、その理由の1つが日本国内での犯罪率の増加にあるっていうのは.... *嘆息*


The Star Ferryほとんどのファンはよく知っていることだけど、華健が設立した自分のプロダクションの名前は、香港の有名なスターフェリー(天星小輪)から取っています(私が思うに、彼はちょっとした言葉遊びを楽しんでるんじゃないかな ─ 「スター」は有名人、「フェリー」は新しい才能を世に送り出す媒体としての自分の会社を表すみたいな.....)。スターフェリーの緑と白に塗り分けられたボートは、1世紀以上にわたって九竜と香港島の間を往復しています。乗っている時間は短いけど、湾内の賑わいはかなりの見物です。私たちは朝もかなり早い時間に乗ったので、船には一握りの客しかいませんでした。


Tsimshatsui-1香港の繁華街の雑踏の中をあちこち探検して回るのは楽しかったです。たくさんのお店の看板が車道にまで張り出していて、その真下を車が走っている ─ というか、走ってない ─ のを見ると、「あり得ない」なんて思ったりして。モンコック(旺角)をはじめ、そこらじゅうで手当りしだいにお店に入り、華健関連グッズを探したんだけど、これが意外に少なくて...... 開くことができた雑誌(しっかり縛ってあることが多い)にも彼のことは出てなかったし、私が探していたのは DVD にも VCD にもなってなかった ─ どこのビデオ屋にも乱雑に置かれたVCDの山の中に95年のコメディJust Married は何本もあったんだけど、それだけ。

Tsimshatsui-2長いこと探していた華健の Yellow Submarine MTV をやっとのことで手に入れました。HMVで見つけたオムニバスVCDに入ってたんです。これがなかったら、華健の音楽CD の在庫は東京のとたいして違わなかったと思う。これにはちょっと驚きました!華健の広東語の新しい EP がその頃には出ているだろうと期待してたんだけど、そうは問屋が卸さなかった。

Repulse Bay浅水湾のビーチから望む、香港の上流社会の一面 ─ ほぼ完全に建物で覆われたウォーターフロントの丘。ジャッキー・チェンその人が香港に戻っている時に滞在しているのがここです。湾を見下ろす「茶色の建物」がジャッキーの家だそうで、丘を背に、海を前にしているこの家の風水が良いことを、彼はとても喜んでいると言われています。一方、住所は4番地で、この数字が原因で彼には事故が絶えないと言われている、と何かに書いてありました......

どうやらどこかの占い師(この写真のおじさんじゃないよ ─ ヘッヘッヘ)が、番地の書かれた表札を金めっきすれば住所についている悪運を取り払ってくれるとジャッキーにアドバイスしたようで、土産にしたいと思っても、あえて4と書かれた金の表札を盗んで自ら悪運を背負い込む人はいないとか......

Night View 1

Night Party Cruiserある晩、私たちはナイトクルーズをしようと決めて、ワクワクしながら出かけました。キャビンのエアコンは「北極」モードでフル回転しているわ、ミニディスコの騒音で話はできないわで、私たちはすぐさま上のデッキの外に逃れ、心地よい風とウォーターフロントのカラフルな夜景をエンジョイしました。その美しさが私の撮った写真では十分に伝わらないのが残念。[この URL に行けば素晴らしいナイトビューが楽しめられますのでぜひのぞいてみてください。]

全体として、香港への初めての旅は素晴らしかったです。もちろん、華健の4月9日のコンサートを見られたことも!

翻訳者:小林 明男

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